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おもひでぽろぽろ

<日立、ソニーと相次ぐ工場閉鎖に揺れる岐阜・美濃加茂の悲鳴>

10月19日、ソニーが岐阜県美濃加茂市にある子会社の工場を来年3月に閉鎖すると発表した。

ちょうど10年前の10月の終わり、東京から長野に乗り込んだ僕。

福岡と東京、あとちょっとだけ神奈川くらいしか知らないのに長野に行ってみた。

「楽しくなかったらすぐに辞めちゃってもいいっスよ」と面接官に言われ、即決。
赴任日には待ち合わせ時間を間違え、1時間遅く新宿に向かったけど「大丈夫っスよ」と面接官に言われ、あずさに乗〜おってぇ〜♪

決して「女性多数」の広告に釣られたわけではありません。

当時、ソニーは「AIBO」と言う名の犬型ロボットを作り始めていた。
行ったはいいけど部品のいくつかに問題があり、勤務するはずのラインが立ち上がらない状態だった。

会社の寮も決まらない。仮の住まいはリゾートホテル。
ファミリー用の部屋に2人で寝泊まり。
最寄駅までは徒歩1時間くらい。逃げも隠れもできません。
まぁ、送迎バスはあるから、下界に降りることはできるのだけれど。

夜になると外は真っ暗。
外を見ると猿が出没してたり、空を見上げれば、人口衛星が幾つも肉眼でハッキリ見えた。
お金もない貧乏時代だった。
キッチンもある部屋だし、調理器具も揃っている。
カレールー、ジャガイモ、ニンジンを買い込み、仲良くなった2人と、1週間、カレー。肉なし。
部屋はカレー臭。ベッドメイキングの人にもカレー臭がこびりついたに違いない。

派遣会社としては1泊数万円の部屋なんて、仕事もしていないもんだから、どんどん赤字。
10日ほど経過した後、連れて行かれたのが、これまた行ったこともない岐阜県美濃加茂(みのかも)市。

ちょうど、プレステ2のヨーロッパ向けを大量生産中。
人手不足なので、20人の工場ド素人の僕らだけど、ゆらゆらとマイクロバスで向かった。

長野の工場とは規模が雲泥の差。
工場の食堂なんか、日本語・英語・ポルトガル語。多国籍だった。

1日目は工場見学。そして20人いたド素人のうち、1人がその昼休みに失踪した。
そして、翌朝には3人が失踪。
工場最寄りのボロボロの宿舎では夜にミーティングが行われ、リーダーからは「いきなり消えないでください(泣)」。
ーーー同情した。

工場での労働は過酷。ド素人の僕には。
美濃加茂での労働は2週間ほどだったけど、ストレスが半端なく、夜はほとんど寝れず、夜中になると人の気配を感じ、何だか怖くて身体が動かないこともあった。
人の気配だけなんだけど、なぜか「婆さんがいる」って根拠もないのに断言できる気配。
何言ってるか分からないけど、そんな感じ。

ちょっとだけ嬉しかったのは工場の朝食が、ご飯50円、味噌汁30円だったこと。
ご飯はセルフサービスなんで「まんが日本昔話」のようなてんこ盛り。
80円でお腹いっぱい。
(後に「そんなに入れないでください」と注意されることになるけれど…。)

そんな「すったもんだ」を繰り広げた「ソニーEMCS美濃加茂テック」が来年3月に閉鎖になるらしい。

良いか悪いかは置いといて、思い出の地でもある美濃加茂。
2度行くことはないだろうけど、自分のルーツのひとつが無くなるのはなんだか寂しいものである。

アイボ

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